皆様、新年明けましておめでとうございます。

2015年はアベノミクスの地方創生を受けて、中小・ベンチャー企業の知財戦略整備が知的財産推進計画2015において最重点施策のトップとなりました。2004年から関連委員会の座長を拝命している身としては隔世の感があり、にわかに現実感を抱くことができませんでした。しかし、その事実を受けるかのように、年末は「下町ロケット」が大成功。日本のものづくりに対する期待は高いと感じることができた一年でした。時代は激しく動き始めました。その中で、法律事務所のあり方も日々、点検・熟慮が必要だと思っております。

私たち内田・鮫島法律事務所は中小・ベンチャー企業から大企業まで、あらゆる企業に対する「技術法務」を追求して12年目の年始を迎えました。そして、本日、3名の新人を迎え、弁護士総数は23となりました。これもひとえにお客様を始めとした、弊所ステークホルダーの方々のお引き立てによるものであり、この場を借りて感謝御礼申し上げます。
また、本日より柳下彰彦弁護士が6人目のパートナーに昇任し、経営の一翼を担うことになりました。

今年は以下の二つを弊所経営の重点目標として、技術法務を始めとしたリーガルサービスを提供させていただきたいと思っています。
・アウトプット品質の一層の向上-弁護士のスキルアップ及び業務プロセスの改善により、より安定した品質のアウトプットを適切な納期で供給することに尽力します。
・クリエーティブなアウトプット-弁護士・職員が生き生きと働ける執務環境を創り出すことによって実現します。

今年も「技術立国日本」の実現に微力ながら貢献したいと考えておりますので、一層のお引き立ていただければ幸いです。

弁護士法人内田・鮫島法律事務所
代表パートナー 鮫島正洋