鮫島正洋弁護士が7/26-28、ベトナム/ホーチミン市、ハノイ市で開催される同国特許庁主催のセミナーにおいて知的資産の評価法に関するレクチャーを行いました。ベトナムにおいては、かつての共産主義から市場経済へ移行中であり、会社形態も国有企業から株式会社へと形態を転じてきました。この過程において、知的資産の評価は非常に重要である(同国特許庁職員)ということです。

このレクチャーにおいては、M&A、技術移転、ライセンシング、訴訟(損害賠償)などの様々な観点から特許価値評価事例を述べました。現地の知財に対する興味は非常に高く、8/2付のサイゴンタイムスでセミナーの模様が取り上げられました。

ベトナムは7/1~知財法が施行され(それまでは民法の一部だった)、WTOスタンダードとなりました。ゆくゆくはWTO加盟を見据えております。

※ベトナム特許庁ウエブサイト http://www.noip.gov.vn/